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ヒップホップのビートの作り方|必要な機材と最初の8小節を作る手順

2024年2月20日
読了時間: 5分

更新日:18 時間前

ヒップホップのビート作りは、使えるDAWと音を確認する環境を用意し、短いドラムのループから始められます。まず8小節を作り、ベースやコードを足して、声を置ける余白を確かめましょう。最初にすべての機材を揃える必要はありません。

こんにちは、海辺ビートの可児波起です。僕はSTAND WAVEの活動に加え、ビートやBGMも制作しています。手頃な機材から始め、必要に応じて環境を整えてきた経験からも、まず作ってみて、自分に足りないものを知ることを大切にしています。

ビート制作で最初に必要なもの

DAWと音を確認する環境

DAWは、音を打ち込む、録音する、編集する、曲として書き出すためのソフトです。僕はStudio OneやCubaseを使っています。最初は手元の環境で、ドラムを置いてループ再生し、保存できるかを試してください。

ヘッドホンやスピーカーで音を聴けることも必要です。購入候補を増やす前に、使う端末でソフトが動くか、付属の音源で始められるかを確認します。

MIDIキーボードやインターフェースは必要に応じて

マウスなどで音符を入力できるDAWなら、MIDIキーボードは必須ではありません。鍵盤やパッドで演奏して入力したいときに検討できます。

外部マイクや楽器の録音、必要な入出力や低遅延のモニタリングなどに応じて、オーディオインターフェースを検討します。打ち込みだけの作業と、声や楽器を録る作業を分けて、必要な機材を選びましょう。

最初の8小節を作る手順

1. テンポを決めて4拍子の枠を作る

練習例として90BPMに設定し、8小節の範囲をループさせます。これはヒップホップの正解のテンポではありません。まず小節の頭と拍の位置が分かる状態を作ります。

2. キックとスネアを置く

練習の入口として、スネアを2拍目と4拍目、キックを1拍目などに置いて聴きます。次にキックの位置を一つ動かし、感じ方の違いを確認します。この配置に固定せず、好きな曲のパターンとも比べてみてください。

3. ハイハットで細かい動きを足す

8分音符などの単純な刻みを試し、音量や鳴る位置を少しずつ変えます。全音を同じ強さで鳴らした場合と、強弱を付けた場合を比べましょう。スイングやタイミング変更は、違いが分かる程度から試します。

4. ベースとコード、またはメロディを加える

先にキーやコードを決める方法も、気に入ったフレーズから作る方法もあります。最初は音数を絞り、キックとベースが同時に鳴ったときの聴こえ方を確かめます。低音を二つ重ねれば必ず太くなる、というわけではありません。

サンプルやループを使う場合は、テンポ、音程、利用条件を確認します。素材を選ぶことと、自分の曲でどう使えるかを確かめることをセットにしましょう。

5. 4小節目や8小節目に小さな変化を付ける

一音を抜く、短いフィルを入れる、コードの終わりを変えるなど、一つだけ変化を試します。全部を毎小節変えなくても、反復と変化の関係で流れを作れます。

6. 仮のラップを入れて音量を整える

短い言葉を乗せ、メロディやハイハットが声を隠していないか確認します。伴奏だけで聴いたときの格好よさに加え、声が入ったときに何を残すかを考えます。まず各パートの音量と左右の配置を整え、必要な処理を一つずつ足しましょう。

ループから一曲へ広げる方法

作ったループを並べ、イントロ、ヴァース、フックなどの役割を付けます。同じフレーズでも、ベースを抜く、ドラムだけにする、音を重ねることで展開が生まれます。

最初は短い曲でも、終わりまで作って書き出します。途中のループだけを何度も作り直すより、全体を聴いて「どこが長いか」「どこで変化が欲しいか」を確認できるようになります。

初心者がつまずきやすい点

音を増やしすぎると、どのパートを聴かせたいのか分かりにくくなります。一度いくつかをミュートし、必要な役割があるかを確かめます。

また、音圧を上げる作業と、曲のバランスを整える作業は分けて考えましょう。ミックスでは各パートの関係を整え、完成後の仕上げでは曲全体の聴こえ方や書き出す用途を確認します。大きな音にしただけで完成度が上がるとは限りません。

書き出す前の確認

途中で音が割れていないか、曲の頭や終わりが切れていないか、残響が不自然に途切れていないかを聴きます。制作データと書き出したファイルを両方保存し、あとから修正できるようにしておきましょう。

よくある疑問

楽器を弾けなくても作れる?

音符やドラムを入力する方法で始められます。まず少ない音でループを作り、鍵盤や理論は必要な箇所から学んでいけます。

最初からミックスやマスタリングも学ぶべき?

基礎は役立ちますが、最初の目標を全部の習得にしなくても大丈夫です。短い曲を完成させ、次の制作で一つ改善する進め方を試してください。

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参考資料

この記事の書き手

可児波起|海辺ビートの制作者・STAND WAVEでラップ、歌唱、作詞・作曲などを担当。

実際のビートを試聴して比べる

ラップ用のビートを探している方へ。海辺ビートの音源を試聴しながら、声を乗せたときのリズムや言葉の収まりを確かめてみてください。

音源の利用範囲や禁止事項、現在の価格は各商品ページをご確認ください。

 
 
 

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